自分方位研究所

日々の活動記録

本当に好きなことをして暮らしたい! (やる気を邪魔するもの編)

バーバラ・シェール著 本当に好きなことをして暮らしたい! (VOICE新書)

第6章。あなたを引き止めるものの正体 

 

新しいことをしようとすると、急ににやる気が無くなる。
・忙しい
・優柔不断。
・だらだらし続ける。
・本当にやりたいほど真剣では無いのかも。
・突然飽きる
・しなければならないもっと重要なことを思いつく。

 

今までやる気満々だったのに。
目に見えない大きな力にネルギーを搾り取られているようだ。

このような心の動きを著者は「抵抗」と呼ぶ。

 

そして「だらだらする夢」に引っぱり混む。

「だらだらする夢」とは文字どおり、だらだらすることだ。

好きでも無いテレビを観たり、長電話をしたり。

そして我に返ると、何かしようとしたときのストレスは無くなっているが、「またやってしまった」という、虚しさが襲ってくるのだ。

 

どうして「抵抗」が出てくるのか? 
それは、原始的な安全装置。あなたを危険から守ってくれているという。
はるか昔、初期の人類。好奇心の強い者は遠くに出かけ、身を危険にさらす。結果短命に。
好奇心に抵抗し、現状に満足する者は長く生き延びる。
ということで、私たちの祖先から受け継いだ遺伝子には、現状の安全な暮らしを継続していこうとする力が備わっている。
だから何か今までと違ったことをしようとすると、それを止めるような働きが動き出す。
カロリーは蓄積しようとするし、ダイエットは徹底的に阻止しようとする。

 

ただ、会社などでは、締め切り、上司など、「抵抗」より強力なものに無理やりやらされるのでなんとかやれている。

これが個人の、自分だけのことになると、「抵抗」に打ち勝つだけの意志のちからはめったに出せない。

 

では、我々は現状に満足してこのまま生活していくしかないのだろうか。